『サッカー』











ス「あれっヴェルデ先輩、他の人達は？」
ヴ「何かリボとコロが牛とボール持って行ったから、外でサッカーしてる ハズ」
ス「何でハズって強調すんですか」
ヴ「リボ達が素直にまともなサッカーするわけがない」
ス「………‥俺、ちょっと見て来ますね‥」


*******


コ「退けコラリボーン！」
リ「はっ、てめーにすんなりゴールさせるわけねーだろ阿呆」
ラ「ちょっとマジやめて痛いから蹴らないで俺ランボさんだからボールじゃないから！」
リ「てめーのそのシャツの柄はサッカーボールにしか見えねーんだよ」
コ「ボヤボヤしてっとボールは頂いちまうからなリボーン！」
ラ「だからこれは俺っ、ぐひゃっ！」
リ「あっずりーぞてめェ！」
ス「………‥何やってんすか先輩達 とサッカーボール、じゃなくてランボさん」
ラ「…‥っ‥お前 絶対今のわざと間違えただろ」
コ「見てわかんねーのかタコ、サッカーだ」
リ「此奴は素で言ってるから敢えてツッコまないでやれ。本気でランボをサッカーボールだと思ってたからな」
ス「コロネロ先輩らしすぎてツッコミ所が解らないから大丈夫です」
ラ「全然大丈夫じゃないよ俺超ボロボロだよ」
コ「ところでてめーもサッカーしに来たんなら定員オーバーだぜ、俺対リボーンの１ゴールゲームしてたんだから」
ラ「ねぇ待ってコロネロ俺の存在忘れてない？」
リ「つーかサッカーボール何処行ったんだろな。まぁいいや阿呆牛で」
ラ「ちょっとさ一回皆で深呼吸して顔も洗ってよく目を凝らして見てよ俺がボールに見えますか」
ス「とにかく二人ともランボさんでサッカーすんのやめてくださいね、今日の洗濯当番俺だから」
ラ「そーゆう問題なんだ‥」
リ「もうおせーよ此奴のシャツ泥だらけだぞ」
ス「……‥ランボさん、当番替わりましょう」
ラ「なんか今日のスカル冷たくない？」
リ「俺の暖かさと比べたら まぁ仕方ねーな。ぁ、あれボールだぞスカル取ってこい」
ス「一体リボーン先輩のどこら辺が暖かいのか50字程度で簡潔に教えてくれませんか」
リ「三文字でいけるだろ、心 とか」
コ「身体 とか」
ラ「なんか此奴らやだ気持悪い」
ス「あーもういいですよボール取って来ますから」
コ「あ？ボールならここにあんだろ」
ラ「お前さしつこいんだよそれ本当に素じゃなきゃ殺したいっつの」
リ「どーせなら四人ですっか、ボールも見付かったし」
コ「は、四人？」
ラ「…‥俺ぜってーコロネロと同じチームやだからな！リボーン俺と組ん」
リ「俺スカルとがいい」
ス「俺、コロネロ先輩とがいいです」
コ「俺はリボーンとに決まってんだろコラ」
皆「…………‥」
コ「じゃ、裏か表で決めっか」
リ「スカル、俺は表にすっからお前も」
ス「なら俺は裏にします」
ラ「おいそこリボーン、ズルしようとしないの。じゃぁ行くよー、うーらか」
ス「リボーン先輩俺の手を持つのはやめてください」
リ「何だ照れてんのかスカル」
コ「てめーいい加減にしろタコ！」
ス「コロネロ先輩、俺が一体何をしたと‥」
ラ「するなら早くしよーよ」
ス「うーらか表の」
リ「文句なし、下！」
ラ「リボーン意気込みすぎだけど俺も下…‥っ！」
コ「上…‥」
ス「つーことは、やった俺コロネロ先輩とだ！」
コ「いや、やっぱ違う間違えた。俺は‥右だ」
ス「……‥そんなに嫌なんですか」
リ「あーくそ、何で阿呆牛となんだぜってー負けんじゃねーか」
ラ「ちょっとさそれ酷くない？」
コ「いっそのことサッカーじゃなくてバレーにするってのはどーだ、何かやりたいんだけど」
ス「えっ、それは困りますよ俺達は今からサッカーをするってゆう設定らしいんで」
ラ「待て待て待て設定って何さ」
リ「まぁとにかくサッカーな。ランボ、お前キーパー」
ラ「まぁ…‥キーパーならコロネロにボールと間違えられる心配もないからいっか‥」
コ「パシリもキーパーな」
ス「構いませんけど、パシリって呼ぶのやめてください何か悲しいんで」
コ「………‥お前の名前何だったけか」
ス「………‥」
ラ「怒らないであげなよ、それ素なんだから」
ス「何すかランボさんもしかして仕返し？」
リ「じゃぁボールはスカルとコロネロのチームに先に譲ってやる。ふっ、まぁどーせ勝つのは俺なんだけどな」
ス「うゎすげームカつく」
ラ「リボーン、俺も同じチームなんだからそこ忘れないでよね」
コ「…‥！ぼ、ボールが二つあるぞコラ！」
ス「コロネロ先輩、こっちがボールでそっちがランボさんです」
コ「…………‥ランボ？新種のお菓子か？」
ラ「ねぇこれ本当に素だよね、それともこの馬鹿の中では俺ってもうこの世に存在しないものとなってんのかな」
リ「いや、昨日までは『ランボって牛のくせにケーキ作んのだけは上手いよな』って珍しく褒めてたぞ」
ス「何でもいいから始めますよもう」
*******


リ「とっとと来やがれ」
コ「なら行くぜコラ！」
ラ「リボーンーコロネロのことなんて蹴りまくってもいいから負けんなよー」
ス「酷いですね流石ランボさん」
ラ「流石って何だよ」
ス「コロネロせんぱぁーい、リボーン先輩なんて再起不能にしちゃって構いませんからねー！」
ラ「スカル お前サッカーという競技を何だと思ってるんだ」
ス「ボールにされてた人が何言ってんすか」
リ「うるせーぞてめーらそんな距離で電波通信してんじゃねーよ阿呆！」
コ「コラまた俺が頂いちまうからなリボーン！えーっとあーっと、……‥」
ラ「コロネロ何で止まってんだろ」
ス「多分あれはゴールするときの掛け声を考えてるんだと思いますよ」
ラ「アニメじゃないから要らないってば」
ス「せんぱぁーいー何でもいいから早くしてください！」
コ「おし、レボリューションシュートォォ！」
ス「駄目だ 今考えました感が満載…‥」
ラ「きゃぁぁ速い速いてゆーか光ってるアレもうボールじゃないし何アニメだよぐぴゃぁっ！」

……‥パァーンッ‥！

リ「───なっ‥何避けてんだ阿呆牛がぁぁマジ阿呆だろあり得ねーだろ阿呆が死ねよお前マジうぜー！」
ラ「ごほっ…‥凄い煙‥いやいやアレ当たってたら死ぬからてゆーかボールが光るとかそれこそあり得ねーだろ」
ス「つーか何が起こったんすか今の」
リ「よくわかんねーな‥カメラさーんリプレイお願いしまーす」
ス「いや、カメラとか居ませんって」
ラ「さっきのってまさか…‥花火？」
ス「……‥言われてみれば、やたら綺麗でしたね」
リ「何でサッカーボールが花火に…‥」
コ「つまりアレだ、俺のー‥えーと何だっけ、とにかく俺のシュートが奇跡を起こしたんだきっと」
ラ「何だよお前、立ち止まってまでして付けた名前結局忘れてんじゃん。てゆーか奇跡なわけがないじゃん」
ス「ぁ、そういえば…‥この前 そのボールをヴェルデ先輩がいじってんのを見ました」
コ「……‥あんのカマ科学者」
ラ「でもさ、毒ガスとかが仕込まれてなかっただけマシだよ。良かったじゃん」
リ「良くねーよ！俺のサッカーボールだぞ?!サンタさんに手紙出してやっと貰ったんだぞ?!」
ス「そーだったんですか?!」
ラ「その年になってサンタに手紙出すなよ恥ずかしい奴だな」
リ「うるせーな手紙出さなきゃ欲しいもん貰えねーだろ！」
コ「そこまでして欲しかったのかコラ」
ス「新しいのをお年玉で買ったらどうですか？」
リ「嫌だ俺は今したいんだ」
ラ「我儘」
コ「安心しろリボーン、ここに予備がもう一個あんだろ」
ス「だからそれはランボさんですって」






ヴェルたん最初しかちゃんと出てない....今回はランボが可哀想って設定中心でいきました(何故).




†2006.1.9