ラ「春は何かしたっけー?」
ヴ「お花見」
リ「あぁ、それだ」
コ「あのときの飯は美味かった!」
リ「買ったやつだったからな」
ラ「…‥どうせ…」
ス「あれっ?何したか全然覚えてない」
ラ「春気分ではしゃぎまくってたからなぁ…てゆーか皆飲んでなかった?」
コ「飲んだ飲んだ、何かわかんねー日本の酒大量に仕入れてたからな!」
ヴ「日本酒…あれやだ」
リ「俺もワインの方が好きだな」
ラ「我儘言うなよ」
リ「そういえばカラオケしたよな」
コ「そうだっけか」
ヴ「したね」
ス「それも覚えてないです…」
リ「スカルはさくらんぼ歌ってたぞ」
ラ「あぁ、歌ってた歌ってた…!よく覚えてるねリボーン」
リ「まぁな、スカルのことに関してなら思い出せないことなんて何ひとつ」
ス「ちょっと待て!!!何ですかさくらんぼて?!!」
ラ「あれだよね、ほら。大塚…」
ス「いやいやいやそれはさすがに知ってますけど…!」
コ「無茶苦茶ノリノリでな」
ラ「振り付きでね!」
ス「ええええええ…」
コ「そんなんやってたか…?」
ラ「コロネロって本当にスカルのこと見てないんだなぁ」
ス「違いますよ!コロネロ先輩は俺のことが好きすぎて直視出来てないだけですから!」
ラ「なんか誰かさんが物凄く同じ台詞言ってたぁあああ!!!」
リ「スカルのは実際そうだろ?」
ス「えっ何の話してんですか」
ヴ「スカルが歌ってるとき、コロは悪酔いして周りの花見客に迷惑かけて回ってた」
コ「…‥あ?」
ラ「そうだったんだ…来年は気をつけて見とこ…」
リ「何だお前。まるで飼育係りみたいだな」
コ「コラ飼育って何だ!」
ヴ「それでたまたまコロネロが絡みに行った席には、マモとラルが居て」
リ「そういや何故か途中から居たなアイツら…コロネロの所為か」
コ「やっべ覚えてねー」
ヴ「そして相手がアイツらだって気付かなかった馬鹿なコロはいきなりラルの襟首を引っ掴んで殴りかかってマモに半殺しにされかけて」
ス「えーやっぱ覚えてない…マーモン先輩とラル先輩会いたかったのに!」
リ「いや、スカルも会ってはいるんだぞ?覚えてないだけで」
ラ「てゆーかヴェルデはその一部始終見てたと…あれっ、え、ごめん今更だけどラルさんとマーモンさんて誰?」
リ「なんだお前知らないのか?アイツらは…‥あー、アレだ、最近のジャンプ読め」
ラ「なに今の明らかに説明面倒がってる顔!!いいよ勉強してくるからぁあぁああ」
リ「……‥よし、行ったか」
ヴ「ウザいのが消えた」
コ「おう」
ス「酷いですね先輩方…」
リ「今思い出したんだけどな、マーモンとラルを家に同居させろって要望があってな」
ス「えっありましたっけ?つーか今お花見の話なんじゃ」
ヴ「あったんだよ実際。この前まで忘れてたけど」
リ「花見はもういい。進行係り気取りも消えたし」
コ「ラルならまだしもマーモンは…ちょっと」
ス「俺結構好きですよ?マーモン先輩。ラル先輩はあんまり会ったことありませんが」
リ「!!! この話なかったことにしろ!特にマーモン!」
ヴ「話を持ち出したのはリボじゃないか」
コ「そうだそうしろ!さすがリボーン俺の気持ち良く解ってるな!」
ス「えーリボーン先輩ってばマーモン先輩嫌いなんですか?」
リ「あぁ、たった今から」
ヴ「マモは割りと気が合うんだけど」
コ「それはそれは。って恐ろしい組み合わせだなコラ」
ス「えっなんか…意外ですね?」
ヴ「コロをどう使うかについて語り明かしたこともある」
コ「…‥待て待て待て」
リ「つーかアレだ、悪いがこれ以上人数増えても収拾つかねーからいいよなもう」
ス「なら最初から話に出さないでくださいよこーゆうことは」
リ「…わああスカルがいじめる!なんだこれ?あっそうか、好きな子ほどいじめたいとかいうアレか?」
ヴ「じゃぁ、牛が戻ってくる前に次行こう」






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